今年で5回目の開催となるビジネスコンテストLEVEL UP STAGEは、
今回からme:rise立川を運営する多摩信用金庫、株式会社AGORAに加え、
町田市のインキュベーションに取り組む
株式会社町田新産業創造センター(https://mbda.jp/)による3社共催にパワーアップ。
例年よりもたくさんのエントリーをいただき、ワクワクするようなビジネスアイデアが提出されています✨
約5カ月間の審査を終え、ついにファイナリストが決定いたしました✨
いよいよ、2024年11月21日(木)最終審査会にてTAMAブロックグランプリが決定します。
本日はLEVEL UP STAGE 2024、通称”レべステ2024”に残った、
ファイナリストをご紹介していきます。ぜひご覧ください☺
TAMAブロック・ファイナリスト 田村 哲雄(たむら てつお)
■所属 / 役職
アプライドインフラレッドテクノロジー株式会社 代表取締役
■ビジネスプラン名
インフラ設備の事故を未然に防止する「計測支援AI搭載赤外線サーモ」と「故障予知・診断システム」事業
今回のビジネスアイデアをひとことで表すと?
社会課題の「インフラ設備老朽化と熟達技術者の高齢化・人手不足」を解決するべく、各分野のプレーヤ連携をプロデュースし、コア技術の赤外線サーモと進展著しいAI技術を統合したソリューションを社会実装します。
ズバリ、見どころは?
日本をはじめとする成熟期に入った「先進諸国の課題」とそれを解決する「複数の革新的な技術の統合」(ニーズとシーズ)の交差点にあるビジネスです。
【社会課題】
・非常に便利な社会を実現したインフラ設備の老朽化が進み、事故の発生リスクが高くなっています。
・高度な技術を要する点検保守を行う熟達技術者の高齢化・人手不足により点検不足・漏れが発生しています。
【技術の高度化】
・赤外線サーモの高性能、小型化、低価格化が実現されました。
・ 熟達技術者による最適熱画像の計測と高精度な故障予知診断を、進展著しいAIによる計測 支援AIとAI故障診断により、一般検査技術者でも可能とします。
この計測支援AI搭載赤外線サーモとAIによる故障予知診断を実現するために、多くの優秀なプレーヤ(ステークホルダー)が分業・連携する体制をプロデュースするところがポイントです。
ビジネスアイデアを思いついたきっかけは?
前職で長年赤外線サーモに携わってきたが、本来の赤外線サーモ特長を活かし個別用途への最適化開発は市場規模が小さく、投資できず事業化ができませんでした。一方、赤外線サーモは、技術革新により小型・高性能・低価格化が進んだが、診断ノウハウが必要なため、依然として熟練技術者にしか使われておらず、市場が広がっていません。そこで、技術革新が目覚ましいAI技術と赤外線サーモを組み合わせ、それを核としたソリューションを用途別に開発することで、特殊な診断ノウハウが不要となり、利用者が一気に広がる可能性が高いと考え、正確かつ簡便に計測し自動でデータ解釈を可能とするインフラ設備の故障予知・診断に特化した赤外線サーモを事業化し社会貢献したいと思いました。
ビジネスアイデアについて悩んでいる・行き詰っていることはありますか?
課題は、「赤外線サーモの計測支援AI、インフラ設備の故障予知・診断事業」が、継続的に発展し続けるために、弊社を含め各ステークホルダの収益性を高めるビジネスモデル(マネタイズの仕掛け)を構築し、より多くのプレーヤが事業推進のモティベーションを高められるようにすることです。
本事業は1社(単組織)では実現(目標達成)できない事業で、弊社の位置づけ(=強み)は、多くのプレーヤ(赤外線カメラ開発、大学:画像処理AI開発、製品設計製造EMS、設備診断業者、販売店、顧客)がそれぞれの役割で、成果を出せるように有機的に連携させることができる点です。弊社は、コア技術の赤外線サーモを事業の核とし事業全体のプロデュースすることで、多くのプレーヤに協力頂ける体制を構築し、システム開発してきました。今後さらに多くの顧客に参画いただき、製品・サービスの評価を開発へフィードバックし適用範囲・市場の拡大を目指します。
意気込みをお願いします!
長く開発に携わってきた赤外線サーモは、高度な技術に支えられていますが、その活用は十分ではありません。赤外線の応用技術を磨くことで、その潜在能力を発揮させられます。インフラ設備の効率の良い点検で、①点検漏れを無くし、事故発生を未然に防ぐ、 ②まだ使える設備の不必要な交換による無駄をなくすことを実現したい。 国内外から投資を呼込む、「安全・安心、豊な持続可能な社会の実現」に貢献できるように事業を推進したいと思います。
「LEVEL UP STAGE 2024」とは?
「夢が加速する」をコンセプトにme:rise立川の運営事業者株式会社AGORAの企画により2019年の初開催から5回目を迎えるビジネスコンテスト。
これまでに高校生から70代まで累計200名近くが参加し、昨年は特に参加者が増え80名近くの応募者の中から2名のグランプリを決定するなど、多くの起業家を世に輩出してきました。
今年はより地域性を高めながら、多くの起業家を輩出すべくパワーアップ。株式会社AGORAに加え、me:rise立川を運営し多摩地域の創業支援に力を入れる多摩信用金庫と町田市のインキュベーションに取り組む株式会社町田新産業創造センター(https://mbda.jp/)の3社共催で開催しています。
応募対象となるのは起業または創業を予定している方はもちろん、既に事業を営んでいる方やビジネスアイデアをお持ちの方であれば年齢や性別は問いません。
選考過程は、一次審査を通過した30名がレベルアッププログラムで専門家のアドバイスをもとに事業計画をブラッシュアップし、今年は14名のファイナリストが決定いたしました。
グランプリには賞金20万円のほか、主催3社が運営する施設をご利用いただける権利が与えられます。
「LEVEL UP STAGE 2024」最終審査概要
■概要
日時:
【BUSOブロック】2024年11月14日(木)17:00-20:00
【TAMAブロック】2024年11月21日(木)18:00-21:00
※より詳しい情報はこちらから
■当日のプログラム
・各ブロック、ファイナリストによるプレゼンテーション
・審査員によるビジネスアイデアへのフィードバック
・受賞者発表
■ こんな人におすすめ!
・「LEVEL UP STAGE 2024」に興味のある方
・ビジネスコンテストに興味のある方
・来年のビジネスコンテスト「LEVEL UP STAGE」参加に興味がある方
・AGORAの起業家支援プログラムに興味のある方
・起業している、あるいはスタートアップで働いている方
・現在創業・起業に向けて活動をしている方
・将来的に新しいことをしていきたいと考えている方
・事業立ち上げにご興味のある方
・地域創生活動にご興味がある方 等
株式会社AGORA
所在地:東京都町田市原町田6-9-8 AETA町田4F
代表者:長谷部 信樹(はせべ のぶき)
設立年月日: 2023年9月1日
事業内容:コワーキング施設立ち上げ・運営支援
株式会社町田新産業創造センター
所在地:東京都町田市中町1-4-2
代表者:櫻井 純(さくらい じゅん)
設立年月日:2013年1月29日
事業内容:創業支援を主としたコンサルティング業務、インキュベーション等施設管理
URL:https://mbda.jp/
多摩信用金庫
所在地:東京都立川市緑町3-4
代表者:金井 雅彦(かない まさひこ)
設立年月日:1933年12月26日
事業内容:信用金庫法に基づく金融業務全般
起業家創出拠点「AGORA Hon-atsugi(アゴラ本厚⽊)」
本厚木ミロード(所在地:神奈川県厚木市)飲食フロアにある「AGORA Hon-atsugi(アゴラ本厚木)」は、
株式会社小田急SCディべロップメントより運営委託を受け、AGORA が立ち上げ支援し、
2022 年 7 月のオープン後も運営を担っています。
神奈川県のベンチャー支援施策である「HATSU-SHINかながわモデル」の 起業家創出拠点として、
「HATSU(ハツ)起業家支援プログラム」を行なっています。
起業に特化したイベントやセミナー開催・地域交流会なども積極的に開催することで、
オープン 1 年半経った現在、月間約 500 名、オープンから延べ 6,000 名の利用者を獲得、
またスタートアップ支援においては約20名の起業家を輩出するに至っています。
名称 :「コワーキング&インキュベーションオフィス AGORA Hon-atsugi」
住所 :〒243-0013 神奈川県厚木市泉町1-1 本厚木ミロード① 6F(小田急線本厚木駅直結)
営業時間:8:00~22:00(AGORA会員以外の方は平日10:00~18:00のみ)
運営会社:株式会社AGORA
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